一つ星を胸に

外国人との離婚ほやほや、身も心もクタクタ、なんとか帰国、浦島太郎状態の日本で再起できるのか、40代女の奮闘記(になる予定)

離婚の原因

性格の不一致。

離婚原因でよく聞くやつ。私も人に聞かれたらそう答える。

本当は違うと思うけど、色んな理由の最大公約数はそうなるのかな、とも思うので間違い

ではないのかも。

 私は、ある日、夫から、離婚したい。と告げられた。

私たちは、何年も前から事あるごとに、離婚危機を向かえていた。

でも、また持ち直して、また、危機を向かえて。。という感じで。

その時は、いつもの危機とは全然違っていた。夫に迷いが無かった。

 私は、離婚したくなかった。

夫と離れて生活なんて絶対できないと思っていたし、日本に出戻って、一から生活を立て直す

には、年齢的に遅すぎると不安感が強かったし。

愛しているから、離婚したくないというのとは違うのかもしれない。10年以上、一緒に暮らしてき

た。愛というより情が深い。それは認める。

夫はそれでは、夫婦生活を続けられない。愛が欲しい。そう望み続けていたけど、私が、無理だっ

た。応えられなかった。

 それで、夫は諦めてしまった。

だんだん、夫は私に無関心になっていった。手を強く握っても、握り返してくれない。

会話はほとんどない。夫の顔からどんどん笑顔が消えていった。

私といる時に笑顔を見せることはほとんど無かった。夫は幸せではないと言った。

 しかし、これは私にも言えること。

結婚生活を続けたいというのは、変化するのが怖いから、慣れていて、何でもさらけ出せる相棒

を失うのが怖いから。夫婦生活を続けていて、楽だったけど、幸せだったかと聞かれれば、答え

に窮する。

 今は、夫婦という関係を終わらせて、親友に戻るのが一番いい選択だと思っている。

正確に言うと、思うようにしている。

 世界で一番信頼して、尊敬している人間は、今でも元夫だ。

人生の中で、こうまっすぐ言える人を得られた事は本当にラッキーなんじゃないかと思う。