一つ星を胸に

外国人との離婚ほやほや、身も心もクタクタ、なんとか帰国、浦島太郎状態の日本で再起できるのか、40代女の奮闘記(になる予定)

母その2

私は母と性格が本当に似ている。
母親に育てられたのだから当然かと思いきや、妹と我々は性格が違うので、
持って生まれた性質なのだろう。

母が考える事は手に取るようにわかるし、それは私のコンプレックスでもあるので
それをまざまざと見せつけられると、同族嫌悪で母に大してすごく攻撃的に
なってしまう。そして、後で後悔する。なんで年老いた母にあそこまで言ってしまうのだろうと。

私は長く連れ添った元夫に多大なる影響を受けている。
物の考え方、見方について。
私はその点に関して彼を非常に尊敬していて、私も彼のような心持ちでいたいと
思っている。彼は私(母)とは正反対で、だから憧れがあるのだと思う。

そして、私は彼のような思考回路で今後は生きていきたいと思っている。
なので、母と話していると、昔の彼と私の関係が、今の私と母と同じであることに
気づく。彼は私と話していてこんなにストレスがたまっていたのか。と感じる。
つまり、現在私は母と話してストレスがたまるのだ。
自分のやりたいことを人や状況のせいにして、仕方ないとあきらめる。
人と揉めたくないからという理由で誰に対してもいい顔をする。

自分の人生なのに、他者が主体になってしまっていることが腹立たしいのだ。

私は今はそんな自分から脱却したいと強く思う。
しかし、日本に帰国した今、早速郷に入りては郷に従え精神を発動し、また他人の顔を見て
生きてしまうかもしれないという心配がある。

私が私の人生の舵を取りたいのだ。
誰のせいにもしたくないから。

母にもそれを望むことは不可能なのだろうか。