一つ星を胸に

外国人との離婚ほやほや、身も心もクタクタ、なんとか帰国、浦島太郎状態の日本で再起できるのか、40代女の奮闘記(になる予定)

癒えない傷

 今日は、すごく元夫がいないことを寂しく感じた。もう、私の隣にいないんだ。。この家で元夫と6年位暮らしていたから、そこかしこに元夫の残り香があって、苦しい。

 そして、この家で私が彼にしてきた事を、彼がどうこの家で過ごしてきたのかを想い、無性に胸が苦しくなる。後悔もたくさんある。後ろを振り返っても何もいいことなんてないのに、想わずにはいられない。

 私は、元夫ときちんと向き合ってこなかった。何も考えず楽な方、楽な方、へ逃げ失望させてきたのだと思う。こういう話を友人にすると、自己肯定感が低いと言われる。そうかもしれない。でも、元夫を傷つけてきたのは、事実だろうし、幻滅させたし、夫と共に人生の喜びを得ようとする努力もしてこなかった。

 ほんとうに、怠惰な人生を今まで歩んできた。そのツケがまわってきたのだと思う。

 だから、この孤独感は当然の報い。自業自得。

 私は、これら罪の意識からなのか、元夫には幸せになってもらいたいと感じる。
それが、誰か他の女の人とまた一緒になることだとしても、寂しいけど、いいことだと思うようにしようと思う。

 元夫は、結婚初期と後期でまったくの別人になった。顔つきもちがう。考えもちがう。
私は初期の夫が好きだった。後期も好きだけど、もはや別人。そう変化させた一因は私にもあるのだと思う。私は、初期の元夫が恋しくて、結婚中時々苦しかった。

 誰しも変わるものかもしれない。でも、私は初期の彼の姿をいつも探していた。

 今、こうして辛いのは、どの彼を求めているのだろう。わからない。
わかるのは、これから私の人生に彼が寄り添ってくれはしないということ。